≪ヴァイオリン≫
Joseph Rocca
(Giuseppe Antonio Rocca)
ジョゼフ・ロッカ
(ジュゼッペ・アントニオ・ロッカ)
1859年
イタリア・トリノ製
ラベル
- イタリア
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Joseph Rocca (Giuseppe Antonio Rocca)
(ジョゼフ・ロッカ (ジュゼッペ・アントニオ・ロッカ))
(1807-1865)
1859年
イタリア・トリノ製
ラベルのヴァイオリンです。
とても良く響き渡るヴァイオリンかと思われます。
新作ヴァイオリンの良さとはまた違う、
時を経ているヴァイオリンの素晴らしさを感じることが出来るヴァイオリンと思われます。
このラベルの名前の人物
Joseph Rocca (ジョゼフ・ロッカ)(またはGiuseppe Antonio Rocca (ジュゼッペ・アントニオ・ロッカ))
(1807-1865)は、どのような人物だったのでしょうか?
(※以下の内容は諸説・諸解釈・諸意見・諸訳等ございます)
彼は、1834年から1838年の間に、
イタリアのトリノにおいて、
名工プレッセンダより技術を学びました。
その後、ジェノヴァに移り、何年もの間、トリノとジェノヴァの両方で仕事を続けました。
ロッカは、
1844年と1846年に、
全国美術工芸博覧会で、
その卓越した技術により、
賞を獲得いたしました。
そして、そこには、こう書かれています。
『ヴァイオリン製作者ジュゼッペ・ロッカは、
徹底的な実験の結果、
古代のストラディヴァリウスとグァルネリウスが使用したニスの組成の秘密を見つけることができたことを…(中略)…通知する』
このことは、真実かどうか…は、さておき…、
当時、いかに、ジュゼッペ・ロッカのヴァイオリンが素晴らしいと認識されていたか、
さらに、現代においても、別格、と言われるヴァイオリン製作家のひとりに数えられている所以とも言われております。
ヴァイオリンの歴史の中でも、
極めて重要な人物のひとり、といっても間違いない、と言われることがございます。